約60名が参加、満員の会場で熱気あふれる報告会
「令和の遣中使プロジェクト」は6月20日、岡山国際交流センターで「第二回杭州国際人型ロボットおよびロボット技術展示会」の視察報告会を行った。当日は会員や地元企業、報道関係者はじめ約60人(満員)が参加。中国現地の臨場感あふれる報告と参加者の活発な発言により、熱気に満ちた会合となった。

中国・杭州で見た最先端ロボット技術
視察内容は中国杭州へ出向いて展示会を見学した加瀬珠樹理事が現地撮影の豊富な映像を交えて報告した。
世界中の注目を集めて5月14日から16日に開催された本展示会には人型ロボットだけでなくロボット産業チェーン全体が集結。600社からの展示がある中、初日だけでも2万5千人が見学する大規模な展示会となった。
加瀬氏は人型、四足、工業用、接客・サービスの各ロボット、ロボット用部品別に展示状況を解説。ロボットによる踊りやロボット同士のボクシング、階段を自在に登る四足ロボット、人の皮膚、顔などリアルに再現した接客用アンドロイドなど先端技術を活かした様々なロボットの様子を紹介した。

岡山での活用を見据えた意見交換
また、会場だけでなく杭州の街中を視察し、警察ロボットが交差点の交通整理を行う姿や無人店舗でロボットが接客する様子も紹介。ロボットの社会実装が進む実態をもとに、中国には新しい技術を社会の中で育てていく姿勢がある、と語った。
加瀬氏の報告後、岡山での人型ロボット活用事例を石山基氏(アドバイザー)が紹介、会場参加企業からも自社の取り組みに関する紹介発言があった。松井三平専務理事は友好協会が「令和遣中使プロジェクト」を進める意義を、司会担当の黒住昭子副会長は中国で起きていることの事実を学び、積極的に研究する必要性を語った。また土井章弘会長から現在の日中関係を踏まえ、友好交流の回復を強く願う発言があった。

学びを岡山へ、そして次世代へ
「令和の遣中使プロジェクト」は本報告会で得た参加者からのご意見も参考に、今後も中国現地で学び、岡山で共有し、次の交流・実践へつなぐ取り組みを進めていく予定である。古来、吉備真備をはじめとする岡山の先人達が絶やすことなく歩んできた日中の学びと友好の道を、新時代へ継承する新たな動きに期待したい。

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