10月1日、土井会長、黒住副会長、松井専務理事をはじめとする7名の岡山市日中友好協会メンバーが松本日中友好協会を訪問し、研修交流会を行いました。昨年10月岡山での研修交流会から1年を経て松本で再会。双方の活動報告や協会運営の今後に関する活発な意見交換と松本近郊の見学を通じて、改めて連携を深める訪問となりました。

初日|両協会の活動報告と研修交流会
岡山市日中友好協会は10月1日松本へ移動し、会場となったホテルブエナビスタ会議室で午後4時から研修交流会が行われました。松本日中友好協会からは相澤孝夫会長、牛山好子副理事長、田近勝之副理事長、塚本建三専務理事、大嶋尚志理事財務部長をはじめとする9名の方が参加されました。
初めに相澤会長から歓迎挨拶、土井会長から答礼挨拶に続き、両協会参加者紹介、岡山からは令和の遣中使プロジェクトと洛陽王鐸書法拓本展の活動報告、松本からは天津からの病院研修生受け入れ、岡山市日中友好協会も参考にした松本日中友好協会ホームページ改訂の動き、中国語勉強会における初級コースの充実した取り組みなど紹介がありました。

民間交流の進め方と友好協会の持続的発展
続いて①日中政府関係硬直下での民間交流の進め方、②友好協会の持続的発展、の主な検討テーマについて意見交換を行いました。
①について、土井会長は答礼挨拶でも国境を越える渡り鳥を例に垣根や上下のない、イデオロギーにとらわれない交流の大切さを力説しました。黒住副会長はこのような状況下だからこそ今の中国を知ることと歴史の事実を知ることが重要と語りました。相澤会長からは交流の入り口をどう開けるか考えること、政治の壁を越えた交流実現につながるきっかけづくりの大切さについてお話がありました。
②について、松井専務理事から後継者育成と専任職員を置くことのできる財政基盤確立の課題認識、塚本専務理事から事務局の役割の大切さ、財政基盤に仕組みをもたせること、若い力を巻きこみながら責任ある任務を任せることの必要性について発言がありました。
また、友好活動の逸話として、平田理事から鑑真が遣唐使とともに苦難を乗り越えて訪日した際、寄港した屋久島の地に顕彰碑を建立。現代に続く鑑真の一族とともに大切にしている取り組みの紹介もありました。
信州料理を囲んで親睦を深める
研修交流会終了後は同ホテル料亭深志楼に場を移して懇親会を行いました。相澤会長や塚本専務理事の楽しいやりとりと皆様の温かいおもてなしを受け、信州料理と美酒を味わいながら双方大いに盛り上がるひと時となりました。

二日目|安曇野の自然と歴史・文化を巡る
松本日中友好協会吉澤理事のご厚意で用意いただいた快適な大型バスに乗車し、一同で松本近郊の安曇野漫遊に出かけました。生わさび生産量世界一を誇る大王わさび農場を散策、近代以降重要文化財第1号に指定された荻原守衛の代表的彫刻作品のある碌山美術館を見学、穂高神社参詣後、信州そばを昼食でいただき、午後岡山へ向けて帰路に就きました。雄大な北アルプスの自然に恵まれた景観を満喫し、古代から信仰される大王神社や穂高神社、美しい松本城の姿を見て当地の歴史や文化について学ぶ旅でした。

日中友好交流の「道」を次世代へ
この二日間で土井会長から書道や茶道、華道など、日本に連綿と続く独自の「道」についてお話を伺う機会がありました。相澤会長からも日中友好は「道」であり、「道」を保ち続けることの大切さについてお話がありました。岡山市と松本市が今後も手を携えて日中友好交流の道を歩み続け、次世代へつないでいくことを強く願ってやみません。
