岡山市・洛陽市友好都市締結45周年記念「洛陽 王鐸書法拓本展」を開催します

洛陽 王鐸書法拓本展
目次

はじめに

 岡山市と中国・洛陽市の友好都市締結45周年を記念し、「洛陽 王鐸書法拓本展」を開催します。王鐸(おう・たく/1592~1652年)は、洛陽・孟津出身の書家で、明末清初を代表する人物の一人です。力強く躍動感にあふれた書は、中国だけでなく、日本の書壇にも大きな影響を与えてきました。

 本展では、王鐸の書法を拓本作品を通して紹介します。力強い筆遣いと、文字が連続して流れるような表現を、ぜひ会場でご覧ください。

本展に込めた思い

 「墨に国境はなく、文化の精神は国を越えて響き合う

 墨に国境はなく、文化の精神は国を越えて響き合います。王鐸の筆墨が平和と友好を結ぶ絆となり、洛陽と岡山、そして中国と日本の文化交流をつなぐ架け橋となることを願っています。

(原文)墨无国界,文脉相通。

愿王铎的笔墨,化作和平友好的纽带,架起洛阳与冈山、中国与日本之间文化往来的桥梁。

王鐸とは

 王鐸は、現在の中国・河南省洛陽市孟津区に生まれた、明末清初を代表する書家です。大きな紙面を生かした力強い構成、墨の濃淡、文字が連続するような躍動感のある表現を特徴とし、後世の書家に大きな影響を与えました。

 日本でも王鐸の書は高く評価され、近現代の書家たちによって研究・紹介されてきました。とりわけ、大きな条幅作品や連綿表現など、日本の現代書道の発展にも影響を与えたとされています。

王鐸の故郷・洛陽

 洛陽市は、中国・河南省に位置する歴史都市です。長い歴史の中で多くの王朝の都となり、「龍門石窟」や「白馬寺」、「牡丹」などで知られています。

 岡山市と洛陽市は、1981年に友好都市関係を結びました。以来、訪問団の相互派遣や文化、教育、青少年など、さまざまな分野で交流を重ねてきました。

 今回の展示会は、両市の友好都市締結45周年を記念するとともに、書法文化を通じて、これまで築いてきた交流を次の世代へつなぐ機会となることを目指しています。

王鐸書法館について

 王鐸の故郷である洛陽市孟津区には、「王鐸書法館」があります。館内では、王鐸の書法や石刻作品などが紹介され、王鐸の芸術とその精神を今に伝えています。今回の展示を通じて、王鐸の作品だけでなく、その背景にある洛陽の歴史や文化にも関心を持っていただければ幸いです。

開催概要

会期中には、次の関連イベントも開催します。ぜひご参加ください。

高校生との揮毫会
9月17日(木)午前11時頃から
高校生とともに、会場で書を揮毫します。

本制作ワークショップ
9月19日(土)・20日(日)
実際に拓本づくりを体験していただけます。

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